AIEO2026年10月3日最終更新:2026年10月3日

LLMO対策会社比較【2026年・実測】——AIが実際に名前を挙げた26社

LLMO対策会社の比較を、記事の体裁ではなく実測で。社名を伏せた質問をChatGPT・Claude・Geminiに30日聞き、回答に出た会社をすべて拾い直しました。登場したのは232社、基準を満たしたのは26社。意見ではなく実測で絞った26社とその出現率を公開します(当社自身はこの条件では出ませんでした)。

金井 成仁

金井 成仁

合同会社NAVIGATE 代表 | データサイエンティスト / AIコンサルタント

AIが実際に名前を挙げるLLMO対策会社は、どこか

「おすすめのLLMO対策会社は?」とAIに聞いたとき、実際に名前が挙がるのはどの会社でしょうか。当社は、社名を伏せたカテゴリの質問を5問、ChatGPT・Claude・Geminiに30日間(各問を毎日1回)投げ、回答に名前が出た会社をすべて拾いました。回答に登場した会社は232社。そのうち、しきい値(あるAIで出現率10%以上かつ出現した日が3日以上)を超えて安定して名前が挙がったのは26社でした。この26社は、誰かの意見やランキングではなく、AIの回答そのものから実測で絞り込んだ会社です。そして正直にお伝えすると、当社NAVIGATE自身は、この26社には入っていません。なお「出現」は名前が挙がったかどうかで、推薦として挙げられたのか、比較の中で触れられただけなのかは区別していません。

なぜ測ったか

「LLMO対策会社おすすめ◯選」という比較記事は、国内だけで40本以上あります。ただ、その多くは支援会社やツール会社が自社メディアで出していて、発行元が自社を上位に載せているものもあります。順位はあまり当てになりません。では、記事の体裁ではなく、AIが実際の回答で名前を出す会社はどこか。それを、感覚や他人のランキングではなく、自社の計測で確かめました。

どう数えたか

各AIの回答そのものから、名前が出た会社を抜き出して数えました。表記ゆれ(全角・半角、カッコ書き、法人格)をそろえ、製品・サービス名は会社にまとめています(例:ミエルカ→Faber Company、DolphinX→メディアリーチ、AI検索パートナーズ→TechSuite)。「ナイル / デジタルアイデンティティ」のような並記は分割。数え方は回答単位で、同じ回答に会社名と製品名が両方出ても1回と数えます。こうして回答に登場した232社のうち、しきい値を超えたのが26社です。

計測の条件は次のとおりです。期間は2026年9月3日から10月2日の30日間。質問は「ChatGPTに自社を表示させたい場合、どの会社に相談すべき?」「AI検索対策(LLMO)に強い会社を比較して」「中小企業向けのAI検索対策サービスを教えて」「ChatGPTやPerplexityで自社名が出るようにしたい。どこに頼めばいい?」「GEO対策を頼めるおすすめの会社を教えて」の5問。対象はChatGPT・Claude・Gemini(いずれも検索あり)で、各問を毎日1回。しきい値は、あるAIで出現率10%以上かつ出現した日が3日以上です。

実際に名前が挙がった26社(出現率)

出現率は、そのAIの回答のうち社名が出た割合です。しきい値を超えたAIの数が多い順、次に最大出現率の順で並べます。順位付けではなく、実測値がそのまま並んでいるだけです。種別は、公開情報にもとづく当社のおおまかな分類で、各社の自己定義とは異なる場合があります。

会社名種別出たAIChatGPTClaudeGemini
Queue(umoren.ai)ツール型3つとも12.5%15.6%83.4%
Faber Company(ミエルカGEO)ツール型3つとも66.7%43.7%34.5%
CINCSEO総合型3つとも62.5%57.0%38.6%
メディアリーチ(DolphinX AIO)LLMO特化型3つとも36.1%26.7%51.0%
TechSuite(AI検索パートナーズ)LLMO特化型3つとも45.8%11.1%12.4%
ナイルSEO総合型3つとも12.5%31.1%17.2%
PLAN-BSEO総合型3つとも27.8%15.6%19.3%
ジオコードSEO総合型3つとも23.6%25.2%15.9%
LANYLLMO特化型ChatGPT・Gemini19.4%5.9%44.8%
デジタルアイデンティティSEO総合型Claude・Gemini0%20.0%11.7%
アドカルLLMO特化型Claude・Gemini2.8%17.0%11.7%
電通デジタル広告代理店Claude・Gemini8.3%10.4%16.6%
GMO TECHSEO総合型ChatGPT25.0%3.0%2.1%
cotomuLLMO特化型ChatGPT20.8%0%0%
グラッドキューブ(LLMOA)LLMO特化型ChatGPT18.1%2.2%0%
タクトLLMO特化型ChatGPT11.1%1.5%0%
SpeeeSEO総合型Claude1.4%23.0%2.8%
クーミル制作会社型Claude9.7%22.2%1.4%
博報堂DY ONE広告代理店Claude4.2%15.6%9.7%
メディアグロースLLMO特化型Claude0%15.6%2.8%
NoimosAIツール型Claude0%14.1%0%
GrillLLMO特化型Claude0%13.3%0.7%
コネクタブルーLLMO特化型Claude0%11.9%5.5%
アムールLLMO特化型Claude0%11.9%1.4%
Smacie(AI Growth)LLMO特化型Gemini0%4.4%17.9%
ProteaSEO総合型Gemini0%0%10.3%

残りの会社(回答に登場したが、しきい値に届かなかった)は、この条件では「出なかった」に分類しています。当社NAVIGATEもその一社です。

AIによって、名前が挙がる会社は大きく違う

まず目につくのは、同じ会社でもAIによって出現率が大きく違うことです。たとえばQueueはGeminiで83.4%と非常に高い一方、ChatGPTでは12.5%です。TechSuiteはChatGPTで45.8%と高いのに、Claude・Geminiでは1割台。3つのAIすべてで安定して出たのは、Queue・Faber Company・CINC・メディアリーチ・TechSuite・ナイル・PLAN-B・ジオコードの8社だけでした。一方、Grillを含む多くの会社はClaudeでしか出ていません。「AIに出るか」は、どのAIで測るかで答えが変わります。1つのAIの結果だけで判断してはいけない、ということがそのまま数字に出ています(この点は同じ会社を聞いても、AIごとに答えが違うでも扱っています)。

もう一つ、挙がったのはLLMO専業の会社だけではありませんでした。電通デジタルや博報堂DY ONEといった大手広告代理店も、カテゴリの質問で名前が挙がっています。AIは「LLMO対策会社」を、専業に限らず隣接する大手も含めて答えている、ということです。

正直な話——当社NAVIGATE自身は、出ませんでした

この記事でいちばんお伝えしたいのは、ここです。当社NAVIGATEは、232社を全部拾って26社に絞るこの実測で、「出なかった」側に入りました。ChatGPTで0%、Geminiで0%、Claudeで135回中3回だけ(「中小企業向け・無料診断あり」といった文脈)。しきい値には届いていません。

AIが実際に名前を出すLLMO会社を、回答からすべて拾ってみても、自分は入らなかった。自社を1位にするどころか、自社を載せられない。これは、社名を指定した質問では当社は出るのに、カテゴリの質問では出ないという、以前から公開している現在地(指名とカテゴリは別物、という話)を、そのまま裏づける結果です。都合は悪いですが、測った以上そのまま出します。

この比較を行った会社について(合同会社NAVIGATE)

公平のため、この計測を行った当社自身も、ほかの会社と同じ事実ベースで記載します。合同会社NAVIGATEは、AI検索対策(LLMO・GEO)のサービスを提供する会社です。対応AIはChatGPT・Claude・Gemini。提供内容は、社名を伏せたカテゴリ質問での出現率を複数回・コントロール比較で計測し、その結果にもとづいて改善施策まで伴走することです。料金は要問い合わせで、詳細はAI検索対策サービスページにあります。

正直に付け加えると、当社は上の26社には入っていません。カテゴリ質問での自社の出現率は現時点で実質0%で、第三者の比較記事やレビューでの言及を増やす取り組みの途中です。一方で、この記事のように「どの会社がAIに実際に名前を挙げられているか」を複数のAI・複数回で測ること自体が、当社の専門です。自社や競合がAIにどう扱われているかを数字で把握したい場合は、当社がそのまま計測します。

ここから中小企業が読み取れること

名前が挙がるかどうかは、サイトの出来の良し悪しというより、AIが読む第三者の情報源にどれだけ露出し、複数の場所で言及されているか、で決まる部分が大きいと考えられます。実際に出ている会社の多くは、比較記事やレビュー、ディレクトリなど、第三者の場所で名前を見かける会社です。どこに載れば引かれやすいかはAIに「おすすめの会社」を聞くと、どこが引用されるかに整理しています。だからこそ、当社が依頼先を比較する記事を作ったときは、順位をつけず、当社も同じ条件で扱い、利害を開示する形にしました(LLMO・AI検索対策の依頼先は4タイプある)。自社を持ち上げるためではなく、探している人が使える整理にするためです。

数字を鵜呑みにしないための但し書き

正直な限界を全て開示します。第一に、「出現」は名前が挙がったかどうかで、推薦されたのか比較で触れられただけかは区別していません。第二に、質問は5問で、本来はもっと多いほうが安定します。第三に、社名の抜き出しはAIによる抽出のため、取りこぼしや誤りが残り得ます。上位の会社は回答原文との照合で確かめていますが、出現率が10%前後で単一のAIにしか出ていない会社ほど、確度は下がります。第四に、Claudeは9月27〜28日が欠測で、回答数が他より少なめです。第五に、Google AI Overviewは回答数が少なく参考値、Perplexityは今回未計測です。数値はいずれも2026年9月3日〜10月2日時点の実測で、傾向としてご覧ください。

まとめ

「おすすめ◯選」の比較記事に載っていることと、AIが実際に名前を出すことは、別です。回答に登場した232社を拾い、しきい値を超えて安定して名前が挙がったのは26社。当社自身はこの条件では出ませんでした。そして出現率はAIによって大きく違う。感覚や他人の作ったランキングではなく、自社の現在地を複数のAI・複数回で測ることから始めてください。

当社NAVIGATEは、御社がChatGPT・Claude・Geminiで実際にどれだけ名前を挙げられているかを、複数回計測して数値化する無料診断を行っています。まずは現在地を数字で把握したい方は、AI検索対策サービスページをご覧ください。

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